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EFFORT

事業

大原野キッチン

 

「もったいない」を「いただきます」に置き換える

現代の「食」は情報戦。口コミは?コスパは?お店の雰囲気は?情報収集で行きたいであろうお店をあぶり出していく。目の前にある「食」を必死に見ないようにして、サーっと通り過ぎ、お目当ての「食」に狙いを定める。SNSは盛り上がり、増え続ける廃棄、見えざる貧困はより暗い影を落とす。

山積みの野菜を前に、がっくり肩を落とした農家さんがいた。聞くと『売り物にならない野菜』だと。「もったいない」を飲み込んで「ごめんなぁ…」と捨てるようになったと。叩き売りしたらよいのでは?と聞く私に、それはみんなの迷惑になるんだと教えてくれた。

みんなの為に作った野菜、みんなの為に捨てられるってなんか変だと思いつつ。食べられる分だけいただいた。その野菜は、びっくりするほど美味しかった。

地産の素材と人の手を尽くす

小傷が原因で買い取られない野菜は多い

廃棄野菜を堆肥として使うにも限界がある

地産素材×料理人、手を尽くすと何かできそう

殺菌管理したピクルスは長期保存が可能に

みんなが喜ぶ野菜たっぷりメニューに

食品ロスを地産地消の中で食い止めたい

「食」に関わる多くの体験は多面的で、その質の幅広さ、豊かさを通して、たくさんの恵みを与えてくれる。食べることがきっかけになって、リンクした思い出を引っ張り出すことだってある。食べることは決して、肉体を維持する為だけのものではない。

自分のすべての感覚器、それぞれが「食」に対して反応する。そんな体験ができるのは食べるということだけかもしれない。

今こそ「食」に関わる人たちが手を尽くす時ではないだろうか。商売の「食」ではなく、本来の「食」へ。すべての感覚をフルに使う食事はきっとなにより刺激的だと思う。

極めてシンプルに食の幸せを追求する

「食」は本来生きるための営みだった。しかし、現代の情報に溢れた「食」は本来あったであろう「食」とは似て非なるモノになっている。

我々は、食べることの恩恵を受けるため、人間のもつすべての感覚をフルに使う必要があることに、なんとなく気付くことができた。現代において、食べることに集中する環境を作ることは困難だ。しかし、不要な情報で「食」を選択させられている場合ではない。

どこの地で、誰の手を経て、ここにあるのか。なんで私はこの「食」にありつけたのか、どんな風に食べてみようか、どんな風に盛り付けようか、ああいい匂いだ、美味しそうだ。誰と一緒に食べようか。

「いただきます」

極めてシンプルに「食」と向き合うことができた時。我々は、本来の生に立ち帰れる可能性がある。「食」の質を引き上げることができたなら、案外簡単に、極上の幸せにありつけるのかもしれないなとも思い始めた。

事業名

大原野キッチン

状況

準備中

期間

2019年6月下旬~スタート予定

主要メンバー

西村 雄二(料理人)、張本 将利(カフェオーナー、栄養士)
協力:大原野の農家さん

目的

地産地消の考えを基本に、少しの工夫で社会の課題にアプローチをする。その取り組みの中で地域における大原野野菜の認知を拡大し、大原野野菜の優位的価値、差別化(ブランディング)へと繋げる。

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