NOTE

洛西高架下大学研究室コース

2022年5月29日 感動する企画&未来に積み上がるファンマーケティング

講座への入退室について

入室後は名前を「(所属団体名)なまえ」に変更してください。
パスワードは「tautlabo」です。

退出時はオレンジのボタンより今回の参加者視点で採点、感想を聞かせてください。

2021年12月5日
15:00~17:30
※入場 14:45~

講座の採点にご協力下さい。
次回以降の参考にします。
質問などもお気軽に。

当日の記録動画

研究室コースの現在地

本日の内容

  • ①(宿題のお披露目)各団体の8行キカク、イベントモデルキャンバスを見てみよう。↓発表順※各6分程度
    • 中村さん
      • 8行キカク「雪国のあったかいもので自分じかん交流会」
      • 8行キカク「はじめまして、秋田の美味しいものです」
      • 8行キカキ「とうろうで煌めくトート」
    • 坂尻さん
  • ②ファンを産み出せる企画とは?:らくさいライフスタイル 張本
    • 自分の企画でファンを産み出せそうなポイントを考えてみる時間
  • ③告知・集客手法について:らくさいライフスタイル 張本
    • どのような告知物を作るのか考えてみる時間
  • 次回までの課題について

らくさいライフスタイルから学ぶ

代表理事:張本将利

フリーランスのWebマーケティング、ディレクター業の傍ら、らくさいアートスタイル(2018)、阪急嵐山駅前キャラクターひろば(2019)、トートであそぼっ(2020)、嵐山周遊ビンゴラリーと地域のイベントを作り始めて3年目。その知見を共有します。「アマチュアの全力」がキーワード。

感動値を企画しよう

これまで企画を進めてきていただいてますが、ここで企画テクニックの補足をしておきます。
敢えてこのタイミングで補足を入れることに意味があるので、遅いアドバイスだというツッコミはなしで(苦笑

あらゆる企画は「組み合わせ」によって形づくることができますが、取っ掛かりが見つからないという場合はリソースの棚卸や細分化が足りていない可能性があります。

その場合は組み合わせの手数を増やす工夫をしていきましょう。

組み合わせによる企画が上手くいかない場合は、組み合わせる要素を細分化するようにしてください。

なぜなら、大きな要素同士を組み合わせようとすると複数の要素を包括することになり、コンセプトがどんどんボヤけていき見込客に刺さらなくなってしまうからです。

例えば、「ダイエット × 運動 = 運動ダイエット」という組み合わせでは何のインパクトも意味も持たないですよね。

そもそも「運動して痩せるダイエット」なんてコンセプトと呼べないほど当たり前すぎます。

しかし、「運動」を細分化していくと、

・スポーツ
・筋トレ

さらに、スポーツだと

・サッカー
・野球
・ジョギング

筋トレだと

・腹筋
・スクワット
・ダンベル

といったように細分化できます。

すると「ダイエット × ジョギング = 痩せるジョギング術」というふうに、「運動して痩せるダイエット」よりもエッジの立った企画になります。
 
ただ、「ジョギングしてダイエットしよう」というコンセプトは、凡庸で新味がなく訴求としては弱いので、他の要素を検討します。

例えば「スクワットだけで痩せる」というコンセプトとか。

ここで新味を感じることができれば企画の入り口に立てます。

実際、筋トレに詳しい人からすれば「人体の多くの筋肉が集まっている下半身の筋肉を鍛えるのは新陳代謝の面で効率が良い」という知識やノウハウはおなじみです。

しかし女性の多くはスクワットに縁がないので、女性向けのダイエット法としては新味になる可能性があります。

また、軽いスクワットでも効果があるので、

・立ち仕事や日常生活の中で取り入れやすい
・食事制限を抑えられる

といった他のダイエット法に勝るメリットも提示できます。

最近だと「腹筋ローラー × ダイエット = 腹筋ローラーダイエット]

とかでも良いかもしれませんね。

ローラー自体は安価で手に入りますし、効果も高い、しかも道具を使うことで手軽で飽きがこないというメリットもあったりするので。

あとは、理論やノウハウを体系化して、コンセプトをブラッシュアップしていくことで企画として成立させられます。

以上のように「組み合わせ」を行う際には、細分化が企画のエッジや新味を見つけるヒントになるので、企画で壁にぶち当たったら自分の持っている武器を細かく把握し、並べ替える方法に立ち戻ってみてください。

刺さるコンセプトを生み出しやすい「3つの組み合わせの型」を理解しておく必要があるので補足。

①従来のコンセプト × 従来のコンセプト

ここで言う「組み合わせ」というのは、簡単に言ってしまうと「既にあるものと既にあるものを組み合わせる」ということです。

厳密に言うと、従来同士を組み合わせることで”新しく見えるものにする”ということなんですが。
この「従来のコンセプト × 従来のコンセプト」というのはその典型であり基本です。

本とかセミナーといったビジネス系コンテンツはわかりやすいですよね。
「心理学 × 営業」
「SNS × マーケティング」
「タレント × インフルエンサー」
最近で言えば「NewsPicks」とかもそうですね。
「デジタルコンテンツ × 書籍 × インフルエンサー」
みたいな感じでしょうか。

あと、テレビもわかりやすいです。

「ディスカッション × 東大生」
「クイズ × 芸人」
「歌 × 芸能人」

とか、いくらでもありますし最近では恋愛バラエティも多いですね。

②従来のコンセプト × トレンド(ブーム)

これに関してはトレンドや新しいメディアを組み合わせるんですが、それだけで新しく見えます。

例えば、
「動画サイト × クラウドファンディング」
みたいなものをつくって、動画でパフォーマンスやプロジェクトを伝えて支援を募るというスタイルがあっても良いですよね。

基本的にはトレンドやブームになりつつあるコンセプトやメディアが狙い目ですが、出始めの仮想通貨などがそうでしたが、マニアックすぎるものはギャンブル性が高くなるので注意が必要です。

他にもアンテナを張っておくとしたら、新しい規制、法律、インフラ、政策、技術、研究などでしょうか。

③従来のコンセプト × 新たなニーズ

最後は、従来のコンセプトに新しく生まれたニーズやまだ掘り起こされていない潜在的なニーズを組み合わせる方法です。

例)
「まちづくり × オンラインコンテンツ販売」

ぜひ、今回紹介した3つのコンセプト・プランニングの方法は覚えておいてください。
経験や情報ストックを増やしていけばいくほどコンセプトは無限につくることができます。

地域イベント集客の基本姿勢

統計を気軽に使ってみる

8:2(パレート)の法則

別名パレートの法則と言います。売上の8割は、全体の商品の中のたった2割が占めている、とか、売り上げの8割は、顧客全体の中でたった2割の顧客からで占められている、というような統計を元にした法則です。

1:5の法則

新規顧客から売り上げをあげる場合と、既存顧客から売り上げをあげる場合のコストを表した法則です。
要は、新規顧客から売り上げを上げるのは、既存顧客から売り上げをあげるのに比べて5倍大変だよ、ということです。

5:25の法則

既存顧客が離れていくこと(離脱)を5%改善した場合、利益率が25%改善される、という法則です。
要は、利益率を上げたければ、コストのかかる新規顧客を狙うのではなく、すでにいる既存顧客にターゲットを絞り、再利用を促す方がコストが掛からないということです。

3:33の法則

良い噂話は周りの3人にするとすれば、悪い噂話はその10倍以上の33人にするとういう法則です。つまり、悪い噂は、良い噂の10倍広がる、ということです。

20:30:70の法則

耳から入った情報(音声情報)は20%くらい記憶に残る。
目から入った情報(文字・画像情報)は30%くらい記憶に残る。
耳と目の両方から入る情報は70%記憶に残る、という法則です。

パレートの法則(8:2)でイベント売り上げを妄想

どんな集客手法があるのか

折り込みチラシ

新聞に折り込まれるチラシは、古典的な方法ですが家電量販店や衣類など、地域の家庭が日常的に使うものなどが向いています。
制作する際はデザインやキャッチフレーズなど目に留まるための工夫が必要です。地域の回覧板にチラシを入れてもらう方法も効果的です。

ポスティング

物理的に来客を促すお店の宣伝や狭いエリアを対象に集客するにはチラシのポスティングが効果的です。
家族層などを狙うなら集合住宅を攻めるなど、ターゲット層に合わせたエリア選択もコツです。私有地、建物のルールには配慮して実施しましょう。

ダイレクトメール

郵送で配布するため、対象者に確実に届く方法です。
しかしながらダイレクトメールだとわかると開封してくれない人もいるため、期間限定のオファーなど開けてもらうための工夫は必要です。

無料セミナー

セミナーを無料で開催し、終了後に伝えたい案内をします。時流に乗ったセミナーなどは人気を集めやすいので、開催内容を工夫しましょう。
むこうスタイルラボさんが開催されているような市民講座に出てみるのもオススメです。

参考:むこうキャンパス

展示会

展示会にブースを出して、自社の商品を見てもらい、来た人の名刺をいただき、商談成立の可能性に合わせてランク分けをして後日フォローをします。
出店するのに費用は掛かってしまいますが、直接話せるので見込み顧客の獲得確率は高いです。

紹介

すでに顧客になってくれている方からの紹介は、相手からの信用度が高く効果の出やすい方法です。
信頼している方からの紹介であれば、受注率はグンとアップします。紹介するメリットなどを提案するとさらに効果がでます。

新聞雑誌広告

広告費用は高額になる傾向がありますが、年配の方などには効果の高い方法です。信用度も上がります。
特に高齢の方などは購読数も多いので、そういったターゲットであれば検討すべき集客手段です。

看板

お店などの場合には街中で目につきやすい看板はとても重要です。パッとみてわかりやすいものにする必要があります。
のぼり型、暖簾タイプもオススメ。手書きのウェルカムボード、デジタルサイネージなどの種類があるので適した看板を選択しましょう。

街頭配布

ティッシュ配布、チラシ配布、サンプル配布などよく目にする手法です。
サンプル配布は受け取る人の確率が格段に上がるので、コストはかかりますが効果はあります。

プレスリリース

新聞社などに自社の商品発売の情報などを送り、取材してもらう方法です。
取材は確実ではなく、記者の目に留まるプレスリリースを打つ工夫が必要ですが、実際に取材してもらえると格段に信用度と宣伝効果が上がります。
その代わりサービスや商品も取材する価値のあるものにしなくては意味がありません。それなりに自信のあるサービスに絞って取り組んでみましょう。

地域の集客イベント

地域を巻き込んだイベントで自社を宣伝する方法です。
スタンプラリーを企画するなど、複数のお店の相互送客を意識したイベントにすると、参加者も楽しめ、地域全体の活気にもつながります。

ホームページ

ホームぺージを持っていることが当たり前の時代になりました。競合との差別化ポイントわかりやすくホームページ上で紹介しましょう。
ホームページを作っただけでは、アクセス数も増えないため、SEOを意識し、検索エンジンで上位表示されるような工夫やSNSを利用したクロスメディア戦略など運用にコツが要ります。

動画

近年、スマートフォンでYouTubeやSNSの動画を手軽に閲覧できる環境が整ってきたこともあり、動画は有効なマーケティング手法になります。
人間は静止画よりも動くものに目がいきやすい習性があります。また、文字よりも伝えられる情報量が多く、記憶に残りやすい点もメリットになります。(20:30:70の法則)

SNS

フェイスブック、インスタグラム、ツイッターといったSNSはうまく使うと情報を広く拡散することができます。
SNSの活用は認知拡大・集客に大きく貢献します。自分のにあったものを選んでスタートしましょう。

メールマガジン

登録者に定期的に送るメルマガは、読んでもらうために読者に役立つ内容が毎回盛り込まれていることも重要なポイントです。
開封率を意識したタイトル付けをするなどの工夫も合わせて必要になります。

リスティング広告

GoogleやYahooなどに広告を掲載し、そのクリック数に応じて費用が発生します。審査が通った後は、すぐに検索結果に表示されるため、比較的早く効果検証が行えます。キーワードによっては高額になるので注意が必要です。

オウンドメディア

SEO対策を駆使した自社のブログなどで継続的に高いアクセスを集められる方法です。効果が出るまでには長期的な視点が必要です。

WordPress

ワードソフトのような使い心地でインターネット上に発信するコンテンツを管理することができるCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。無料で運用することもできますが、安価なサーバーをレンタル(500~2000円/月 程度)して運用する方法が主流です。

参考:WordPressらくさいライフスタイル(WordPressで組んでいます)、TCD(WordPressのテンプレート販売、張本が中の人)

Facebookページ

お店や会社のFacebookページを作成できます。Facebookは実名制なので炎上リスクが少ない特徴もあります。
Facebookはページだけでなく、グループ、イベントなど拡散と集客を同時に行える汎用性の高さがオススメの理由です。

参考:Facebook

Twitter

リアルタイムでのお知らせに有効で、利用者数が多いので、拡散力が高いです。SNSは広告による拡散も可能なので活用の幅は非常に広いといえるでしょう。

参考:Twitter

Instagram

Instagramは女性や若い方にユーザーが多いSNSです。綺麗な写真やタグ付けで、見知らぬ人にも見てもらえる可能性が高いように思います。認知拡大の強さはありますが、売上やイベント参加など、行動を引き出すにはコツがいるようです。

参考:Instagram大原野撮影隊(張本運営)、トート阪急洛西口

メルマガスタンド

インターネット黎明期からマーケティングに使われてきたメールマガジン。配信スタンドに登録することで、誰でも始めることができます。迷惑メールが増え、イメージが良くはありませんが、うまく使いこなすことでいまだに大きな成果を得ることが可能です。

LINE@

利用率が一番高いSNSは、実は日本では圧倒的にLINEです。
企業用のLINEアカウントを作るLINE@など集客サービスは充実しています。メルマガ代わりに使え、利用者が多いためお客様にも気軽に使ってもらえます。
配信数が増えると、メルマガよりもコストが掛かってくる料金体系なのでコスト調整は注意が必要です。

フリーペーパー

地域に特化したお店や会社には効果的で、クーポンなどをつけることもできます。無料でもらえるので利用者からするとお手軽感があるため、多くの方にリーチしやすいでしょう。
広告費はピンキリですが、裁量が現場にあることが多く、長期掲載割引など細かな条件を相談することが可能なケースも多いようです。

YouTube

動画サイトとしては最大規模になります。動画をアップするならまずはYouTubeチャンネルを作成するのがおすすめです。

参考:YouTube

Tumblr

海外で人気のSNSで写真や音声などをアップできるため、ビジュアル面を重視する商品に向いています。
各種SNSはターゲット層に合わせて使い分けることも重要です。
個人的にTumblrは企業、ブランドの公式ページに選ばれていることが多いので注目しています。

参考:Tumblr

アメーバブログ

ブログサービスの中でもアメーバブログの影響力は大きく、数々の有名人が公式ブログを開いています。コンテンツを資産化するには不向きですが、発信内容が拡散されている例も多くあることから、まだまだ使えるツールと言えます。

参考:Amebaマミーズアップさん

note

最近メキメキと頭角を現しているコンテンツ発信の雄。手軽に自分の文章、コンテンツの販売が可能になる。

参考:note

ランディングページ

ランディングページは、検索サイトやQRコードからきた来訪者の入口となったページ(一番最初にアクセスしたページ)のことです。
顧客が商品の購入やサービスの問い合わせをしやすいようにランディングページの内容を精査しましょう。
リスティング広告やSNS広告などと組み合わせて利用すると効果的です。ランディングページのデキで売り上げ、イベント集客は大きく変わります。

Web解析ツール

Web集客の膨大なデータを分析し、次の広告戦略に生かすためのツール(Googleアナリティクスなどが有名)です。
まずは無料版からでいいので、ホームぺージ導入をしているならすぐにはじめるべきでしょう。
訪問者の動き把握して、売上に繋がる効果的な一手に繋げることが可能となります。

参考:GoogleAnalytics

紹介カード

既存のお客様に新規顧客を紹介してもらうために紹介カードを作るのも有効です。オンラインの集客にばかり目が行きがちですが、ちょっとしたひと手間でできるオフラインの集客ツールを無視してはいけません。
オンラインにおいてもアフィリエイトなど、紹介を誘致する方法もあります。

研究室コースのイベントを集客する

チームで考える時間

□Facebookページの内容を精査
□Facebookイベント機能を使う
□チラシの内容を固めよう

~16:45まで」(本日は割愛します)

第4回に向けた課題

□予算計画(ブラッシュアップしたイベントモデルキャンバスと共に発表してもらいます)
□45日後にイベントをやるカレンダー(まだゆるっとでOK)
□当日の人員配置図(まだゆるっとでOK)

参加の皆様へ

研究室コースに集まっていただきありがとうございます。

それぞれが、団体の個性を活かして、楽しくイベントを企画・運用してください。

理想を求めて動けなくなるよりも、小さな1歩を継続されることに価値を感じています。

イベントを作りあげるには多くの課題があると思いますが。
らくさいライフスタイル一同、頑張って伴走します。

微力ではありますが、お役立てください。

質問はこちら

※こちらに送信した内容はスタッフのみ共有されます。

参考資料

教材(トートであそぼっ)の実データ

キカクがほぼ固まってきたころですね。実際にイベントに向けて準備を進める上で、らくさいライフスタイルが使ってきたデータを共有します。

  • トートの各エリア図面(Googleスライド)
  • 予算計算表(Googleスプレッドシート)
  • 簡易ガントチャートプロジェクト工程表(Googleスプレッドシート)

読んでいただき、
ありがとうございます。

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