NOTE

洛西高架下大学研究室コース

2021年7月11日研究室コース第3期1講義

講座への入退室について

入室後は名前を「(所属団体名)なまえ」に変更してください。
パスワードは「tautlabo」です。

退出時はオレンジのボタンより今回の参加者視点で採点、感想を聞かせてください。

2021年7月11日
15:00~17:30
※入場 14:45~

講座の採点にご協力下さい。
次回以降の参考にします。
質問などもお気軽に。

当日の記録動画

後日共有します。

本日の内容

運営陣の自己紹介

洛西高架下大学研究室コースの運営を担当する特定非営利活動法人らくさいライフスタイルのスタッフを紹介します。

主催のトート阪急洛西口さんが最近SNSに力をいれています。エリア情報満載ですので、SNSをフォローして自分たちがイベントを作る場の雰囲気をつかんでください。

張本 将利(はりもと まさとし)

らくさいライフスタイル 代表理事 /フリーランスのマーケター

長崎県五島列島福江島出身。洛西ニュータウン在住。NPOの拠点として嵐山でcafe兼ゲストハウスを運営。2児の父。京都市交流促進・まちづくりプラザの多目的室を運営。トート阪急洛西口に関わる多くのプロジェクトに関係する立場から研究生のイベントをサポートします。

→ facebook

𠮷田 泰基(よしだ やすもと)

らくさいライフスタイル 理事 /京都市まちづくりアドバイザー / studio-L
「大原野」地域ブランド化の取組をはじめ、地域でコミュニティの活性化に取り組んできました。現在は左京区のまちづくりアドバイザーとして活躍中。これまでの知見から研究生のイベントをサポートします。

→ facebook

黒澤 俊晴(くろさわ としはる)

むこうスタイルラボ代表

向日市で楽しく暮らしていくための価値観や仕組みを見つけ出していく市民コミュニティを運営しています。研究室コースの1期生でもあり、先輩の視点から皆さんをサポートします。

→ facebook(個人)
→ facebbok(むこうスタイルラボ)

主催:トート阪急洛西口

阪急京都線の洛西口駅と桂駅間の高架下エリア「トート阪急洛西口」高架下を活用した新たなまちづくりを行っています。

→ HP
→ facebook
→ instagram
→ twitter

参加者の紹介

新型コロナウイルスの影響もある中、地域を盛り上げようと賛同して集まってくれた皆さんです。それぞれの企画が素晴らしいものにする為には、横の情報交換も大きな武器になります。

過程で少し助け合ったり、企画を同日にすることになったり。団体同士のやりとりも楽しんでいただけたらと思います。

杉下俊吾 さん

出産祝いをはじめ、お誕生日祝いやご結婚祝いなど、幸せな一日に華を添えるギフトをお届けしています。奈良のやまと薬膳を中心に食のイベントを検討中

ホームページ(フルーツギフト専門店「蝶結び」)
twitter

田中和志 さん

地域イベント「嵐山周遊ビンゴラリー in 阪急嵐山駅」にスタッフとして参画。洛西を盛り上げられるように勉強したいです。

後藤彩音 さん

兵庫県西脇市での活動では、旧旅館の空間を新しく図書館のような空間にしました。興味関心:洛西口での研究室コース、及び洛西高架下サークルの取り組みが面白いと感じます。NPOの支援の仕方や、参加者が主体性、自主性を持って活動できるような仕組みをもっと知っていきたいです。

石原裕子 さん

京都市まちプラスタッフ。興味関心はブランチ大津京。まちづくりスペース、商業施設、子供が遊べる芝生やスポーツができるスペースもあり、週末にはマルシェやイベントが行われていて、人が集まりやすい場所だと思っています。何ができるかわかりませんが、仲間たちと一緒にワクワクするコトに取り組みたいです。

研究室コース2期の求める『賑わい』とは

研究室コースの企画のはじまりは、トート阪急洛西口に「賑わい」を作りたいという想いからスタートしました。

そこで、考え始める訳です。

いろいろと調べる内にとても参考になる資料を発見!
賑わいづくり施策「発見」マニュアルです。

要約すると、以下のようなことが書いてありました。

国土交通省が作ったマニュアルなので信用していいでしょう。

そう!賑わいは明確な中心の存在を作り、そこに集まった人々を回遊可能な仕組みに乗せることで成り立っている。

この考えを軸に研究室コースの企画は走り始めました。

私たち洛西高架下大学研究室コースは、「明確な中心の存在」となる!なれるのか?

明確な中心を立ち上げる…とは?

明確な中心、それは一時的であっても先行する賑わいを産み出すことだと考えました。ひとつずつ定義していくと以下のようなイメージです。

「〇〇するから集まってー」と旗を立て、興味関心を持った人が「なになに?」と集まってそこに価値が産まれると『賑わい』

うん。良さそうです。

しかし…

賑わいは、一時の盛り上がりでいいの?

欠点も見えてきました。中心をポンと立ち上げるだけでは、人々の波が落ち着き、また平穏に戻り、せっかく盛り上げた中心が見えなくなってしまう。

予算を大きく掛けてドンと打ち上げるのは非現実的だし、手数しかないかな…中心を維持するには連続性、継続性が必要。これを実現するには中心を立ち上げる力を複数集めなきゃ。

あと、「〇〇するから」という〇〇に入る部分に多様性があったほうが良さそう。同じジャンルばっかりになると飽きてきそうだし。

立ち上がった中心点が、元に戻る前にまた盛り上がる。その連続性がトートに育てば、きっとトートを中心に人の賑わいができるんじゃないか。

検討と、再定義は続きます。

私たちには2020年1月に実験した。「トートであそぼっ」という小さな成功事例がありました。

そのノウハウをすべて共有することで、中心を立ち上げる力をいくつか産み出すことができるのではないかと思い始めます。

よし、教える…のは役不足だけど、伴走するところから泥臭くやっていこう。

「トートあそぼっ」
という想いから

「トートあそぼっ」
という人たちを集め

「トートあそぼっ」
をたくさん産み出す!

その流れを増幅していくことで、消えない中心を作りだせばいい。

あとは、うりゃーっとやるだけである。

これが洛西高架下大学研究室コースのコアコンセプトです。

今後、育ってくるだろう、企画力と実行力が身についた団体がトートに「賑わいの中心点」を各々のペースで立ち上げる。

2期、3期…10期…100期!?と回を重ねることで単発だった賑わいが、多様で連続性のある賑わいに変化していくのでは?

トートを面白くしてみようと立ち上がったコミュニティが、トートとあそんでみたいという人々を引き寄せ、もっとたくさんで遊ぶために「トートであそぼっ」と声を掛け始める。

イベントの参加者が企画側に、そして伝える側に、のサイクルも回りだす。そういう未来になるといいなぁ。

WS:企画のタネを産み出そう

  • 1:自分がやらなくてもいい無責任さをもって
  • 2:自分はゼッタイ参加する純粋な興味をぶつけて
  • 3:実現可能かどうかは二の次で

…休憩(15分)…

企画書の基礎
~企画の定義付け~

みなさんが集めてくれた「キカクのタネ」を育てていくように。企画書づくりをはじめていきます。

企画って?

計画?となると面白みが書けている気がします。
イベントの企画としてはワクワクが欲しいところです。

企画書はコレを押さえましょう

「キカクのタネ」→「8行キカク」

キカクのタネの育て方。

  • タネの要素を入れ替える(場所、内容なんでもチェンジ)
  • 育てられそうな人同士コラボもあり?(相乗効果ありそう?)
  • 1つに絞らず何個も育ててみるつもりでOK(1イベントで複数企画)

みんなの出したキカクのタネは コチラ から見てみてね。

Googleドライブの『8行キカク』を使いますのであるか確認してください。

それでは実際に各団体仲間と話し合いながら作ります。

各団体(チームから複数人参加の方は)ブレークアウトセッションで作業しましょう。
1人参加の方はそのままマイクをオンにしてスタッフに相談しながらでOKです。

8行キカクの埋められない場所は「次までに考えてきます」としてください。

それぞれの団体に現時点の企画書を発表していただきます。

17:00 スタート予定!

それぞれ3分(のち質問)

次回までの課題

8行キカクの内容を確定させ、イベントモデルキャンバスを埋めてください。
→第3回の序盤は各団体の企画ミニプレゼンを行います。5分程度。

参加の皆様へ

研究室コースに集まっていただきありがとうございます。

それぞれが、団体の個性を活かして、楽しくイベントを企画・運用してください。

理想を求めて動けなくなるよりも、小さな1歩を継続されることに価値を感じています。

イベントを作りあげるには多くの課題があると思いますが。
運営チーム、らくさいライフスタイル一同、頑張って伴走します。

微力ではありますが、お役立てください。

第3回までの課題

  • 8行企画書の完成
  • (とりあえず)イベントモデルキャンバスに落とし込んでみよう

質問はこちら

※こちらに送信した内容はスタッフのみ共有されます。

参考資料

教材(トートであそぼっ)の実データ

こんな企画からはじまったんだなとシミジミ。皆さんならどんな企画を考えますか?実際は紆余曲折あって、こんなイベントになりました。

読んでいただき、
ありがとうございます。

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